東洋思想の最高峰と言われる「気学」をベースに、
「九星術」「方位学」「風水」「陰陽」「五行」を
組合せて体系化した占術。
七赤金星は、遁甲盤の後天定位において西３０度が本座となります。
季節でいうと９月の秋（秋分）、時間は１７時～１９時の夕刻時を担当し、色はオレンジ、ピンクを表します。
秋は収穫の喜びを意味することから、七赤金星の人は明るく愉快な人が多く、楽しいか楽しくないかを基準に生きています。
思考も楽観的で、辛い出来事が起こっても「なんとかなるさ」の精神で乗り越えていきます。
いつまでも悩みを引きずるようなタイプではありません。
周りに影響されることなく、マイペースで自分の道をひたすら歩む人が多い星です。
肩の力を抜いて、常に余力を残しながら物事と向かい合います。
どんな状況下でも、ちょっとした「ゆとり」を持って生きていくような人が多いでしょう。
逆に、完璧を追い求めたり、焦ったりして気持ちに余裕がないときは、本来の持っている能力を発揮できずに失敗を招きやすいと言われています。
華やかさがあり派手好き、明るくキラキラしているので、年齢より若く見られる傾向があります。
精神年齢も若く、好奇心旺盛で大人になっても他の若い人たちに引けを取らないフレッシュな雰囲気を持っていることが特徴的です。
後輩の面倒見も良く、下の世代から慕われたり、支えられる人が多いでしょう。
社交的で饒舌のため、場の雰囲気を盛り上げるなど、人を楽しませることに長けています。
大勢の前でも緊張することが少なく、人前で堂々と話していける度胸の強さを持っています。
また、誰とでも屈託なく話すことができるので、人とすぐに仲良くなれる気さくな人柄と言えるでしょう。
ただ、ついつい調子に乗って喋り過ぎたり、一言多いなど不用意な発言によって、自らをピンチに追い込んでしまうことが多々あります。
言葉選びや空気を読むなどして、発言には十分に気をつけていくといい星です。
基本的には何か悪いことをしてしまっても軽く考えています。
誰かに注意されたり叱られたりしない限り「大丈夫でしょ」と簡単に考えてしまうので、ミスや間違いを繰り返す傾向があります。
ズバッと指摘されないと分からない鈍感な人と言えるでしょう。
まずは間違いを認めて、周囲への配慮をしていくと、人間関係でのトラブルを避けることができます。
最晩年の星である七赤金星は、50代から人生の花が開き、60、70代も活躍できる星です。
40代までは苦労がありますが、それ以降は運勢が右肩上がりで上昇するでしょう。
七赤金星は明るい人柄で誰とでもコミュニケーションがとれるため、異性からモテます。
喋ることが好きなので、話を聞いてくれるような人と恋に落ちることが多い傾向にあります。しかし、つい話に夢中で余計な発言をしてしまい、険悪なムードになることがあります。
空気を読んで言葉選びをすることが恋愛でのトラブルを避けるでしょう。
七赤金星は喋ることが好きな星なので、人前で話をしたり、教えたりする仕事が向いています。
また、愉快な性格で楽しいと感じる居心地のいい環境で、力を発揮していく人が多く、自分の好きな趣味を仕事にして成功を収めることもあるでしょう。
【適している仕事】
教師、歯科医師、タレント、アナウンサー、税理士、銀行員、コンサル業、ゲーム関連
七赤金星は体でいうと気管支を表します。
仕事やプライベートで無理をしたり疲労が溜まった時に、風邪を引いたり喘息の症状が出やすい星と言われています。
もし、自分のキャパを超えそうだと感じた場合はすぐに休養を取るなどして、心身の疲れを取っていきましょう。
もともと七赤金星は楽観的な星なので、心にゆとりを持つことで、ストレスを軽減していきます。
【気をつけたい箇所】
のど、肺、口、歯
七赤金星は華やかな星のため、ついつい派手なものにお金を使ってしまいがち。
楽しいことには惜しまず出費をするので、なかなか貯蓄ができない傾向にあるようです。
元々華のある星なので、そういった出費はある程度必要なのですが、何事もやりすぎは禁物です。
芽がすくすくと成長して実をつけるように、コツコツとお金を貯めていくようにしましょう。
堅実なお金の使い方ができると金運がアップします。
